一般社団法人
日本ポイントオブケア
超音波学会

Japan Society of Point-of-Care Ultrasound

学会について

代表あいさつ

 この度、これまで皆様方と設立運営してまいりましたPOC超音波研究会は、新たに一般社団法人日本ポイントオブケア超音波学会として活動することになりました。
 研究会と一般法人の違いは、任意団体としての位置づけであったものから社会的に一定の信頼ある法人組織となること。また、他の多くの学会と同格となることも利点でしょうか。もちろん学会で最も重要なのはその活動内容にあることは自明です。今回の一般法人化を期に、当学会は会設立の原点に返り、多くの皆さんが自分で超音波検査ができるようになることを目指した学会運営を行うよう努めたいと思います。
 一般社団法人日本ポイントオブケア超音波学会となりましても、どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和4年5月
日本ポイントオブケア超音波学会 代表理事
 谷口信行

目的

  1. Point-of-Care超音波の進歩と普及により、診療の質向上を図る
  2. Point-of-Careの観点で、超音波診療の有用性を学術的に検討する
  3. 超音波装置の普及と開発を推進する
  4. 関連学会との連携を密にする

具体的目標

  1. 日本ポイントオブケア超音波学会を通じて、超音波を利用する医師を育成し、超音波を学ぶ機会を提供する
  2. Point-of-Care超音波に関連した臨床研究、ガイドライン策定、教育ツールの開発、およびその普及活動を行う
  3. Point-of-Care超音波に適した超音波装置の開発を支援する

対象

  1. Point-of-Care超音波に興味を持つ医学医療関係者
    (医師、研修医、看護師、エンジニア、医療メーカーなど)
  2. 具体的な専門領域:救急科、集中治療科、整形外科、総合診療科、内科、小児科など

今後の予定

  1. 2022年度より年2回の学術集会を開催する
  2. 教育プログラムとPoint-of-Care超音波診療ガイドラインを作成する
  3. 研究会に講習会を併設し、技術のレベルアップを図る
  4. 今後講習会の対象となる領域(案)
    (ア) 超音波と装置の基礎
    (イ) 腹部(腹痛、腫瘤など)
    (ウ) 心臓(胸痛、心不全、大動脈、低血圧、蘇生など)
    (エ) 外傷
    (オ) 胸部
    (カ) 頸部(痛み、腫瘤)
    (キ) 下肢(腫脹、DVT)
    (ク) 上肢、肩痛
    (ケ) 脈管(動静脈)
    (コ) 泌尿器科、産婦人科
    (サ) 往診の場面
左室肥大、心嚢液貯留、胸水貯留
B line多数 間質性肺炎急性増悪
腹水貯留
胸骨骨折

役員

代表理事谷口 信行(済生会宇都宮病院 超音波診断科)
理 事市橋 光(自治医科大学附属さいたま医療センター 小児科)
理 事亀田 徹(済生会宇都宮病院 超音波診断科)
理 事木村 昭夫(国立国際医療研究センター 救命救急センター)
理 事鈴木 昭広(自治医科大学附属病院 周術期センター、麻酔科)
理 事野村 岳志(医療法人徳洲会 周術期医療地域支援室)
理 事畠 二郎(川崎医科大学付属病院 内視鏡・超音波センター)
理 事古川 まどか(神奈川県立がんセンター 頭頸部外科)
理 事皆川 洋至(城東整形外科)
理 事山田 博胤(徳島大学大学院医歯薬学研究部 地域循環器内科)
監 事真弓 俊彦(独立行政法人地域医療機能推進機構 JCHO中京病院 ICU診療部)
監 事渡邊 至(横浜南共済病院 麻酔科)
(五十音順)