一般社団法人
日本ポイントオブケア
超音波学会

Japan Society of Point-of-Care Ultrasound

学会について

代表あいさつ

 超音波を用いた診療の向上を図り、もって国民の健康に寄与することを目的に、2016年にPoint-of-Care超音波研究会が発足、2022年に一般社団法人日本ポイントオブケア超音波学会へ移行しました。ベッドサイドをはじめ様々な場面でポイントオブケアとして超音波を活用する臨床医と、各領域の超音波検査のスペシャリストが協働し、当学会は発展してきました。近年は患者さんにとって最も身近な存在である看護師の皆様にも積極的に参加いただき、「看護エコー」の魅力を発信いただいております。このように当学会は多様性に富んだコミュニティであることが特徴で、様々なアイデアや「化学反応」が生まれています。被ばくがなく体にやさしい、場所を選ばず体内を可視化できる point-of-care ultrasound(POCUS)の可能性は大きく、ご一緒に学びながら、その可能性を開花させる場として当学会を是非ご利用ください。

 最近当学会では、学生、臨床研修医をはじめ、若手の皆様の活躍には目を見張るものがあります。POCUSは診察の一部、基本的スキルに値し、学生教育や臨床研修で重要性が認識されるようになったことが後押しとなっています。当学会は引き続き若手の活躍をサポートしていきます。一方、POCUSを生かしやすいクリニック・診療所で活躍されているベテラン・シニアの先生方からは、超音波検査やPOCUSを幅広く学ぶ機会を持てなかったというお話を伺います。是非当学会をリカレント教育の場として利用いただくとともに、実地医家としてPOCUSの魅力や有用性を発信頂きたく存じます。

 2024年に新体制となりました日本ポイントオブケア超音波学会は、患者さんにやさしい医療とケアの向上、若手からシニアまでの医療従事者の方が参加しやすく活躍できる場を目指していきます。

2024年8月
日本ポイントオブケア超音波学会
代表理事 亀田 徹

目的

  1. POCUSの普及と教育により診療の質向上を図る
  2. POCUSの有用性を学術的に検討する
  3. POCUSに適した超音波診断装置の普及と開発を支援する
  4. 関連学会との連携を進める

役員

代表理事(理事長)亀田 徹(済生会宇都宮病院 超音波診断科)
副理事長(財務担当)畠 二郎(川崎医科大学付属病院 内視鏡・超音波センター)
副理事長(総務担当)山田 博胤(徳島大学大学院医歯薬学研究部 地域循環器内科学)
理 事太田 智行(国際医療福祉大学病院 放射線科)
理 事白石 吉彦(隠岐島前病院/島根大学医学部付属病院総合診療医センター)
理 事鈴木 昭広(自治医科大学付属病院 麻酔科)
監 事野村 岳志(医療法人徳洲会 周術期医療地域支援室)
理 事福原 信一(医療福祉センターさくら)
理 事古川 まどか(神奈川県立がんセンター 頭頸部外科)
監 事真弓 俊彦(JCHO中京病院 ICU診療部)
理 事皆川 洋至(城東整形外科)
理 事渡邊 至(横浜南共済病院 麻酔科)
(五十音順)

顧問・名誉会員

顧 問谷口 信行(済生会宇都宮病院 超音波診断科)
名誉会員市橋 光(愛正会記念茨城福祉医療センター)
名誉会員木村 昭夫(国立国際医療研究センター)
(五十音順)