特別企画3
SPL(Student POCUS League)のこれまでとこれから
web座談会 学生教育推進委員会
第15回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会から始まり、年々ますますの盛り上がりを見せているStudent POCUS League(SPL)。 学生教育推進委員会のメンバーでSPLの歴史、第3回大会(2025年JPOCUS17)の様子、MVP学生からのコメント、来年度の概要、そして中心となる学生団体 POCUS Students and Residents Medical Alliance(PSMA ピースマ)についての解説になります。
チャプター
00:00はじめに
01:05SPLのこれまで(第1回、2回)
05:48学生教育の推進について
11:14優勝校 浜松医大の訓練法
15:27第3回(2025年)の様子
24:10MVP学生さんからのコメント
43:24来年度SPLについて
44:49学生団体PSMAについて
特別企画2
対談 エコーとともに歩んだ運動器診療革命
痛みを訴える患者さんが来たら「まずエコー!」―近年、運動器診療におけるエコー(POCUS)の活用が急速に進んでいます。外来診療で使われるようになって四半世紀。今回は、運動器エコー診療を切り拓いたパイオニア・皆川洋至先生(城東整形外科・秋田)と、若手のカリスマ・宮武和馬先生(横浜市大整形・神奈川)が、運動器エコーの過去・現在・未来について、横浜の地で熱く語り合います!
日時2025年2月15日
場所みなとみらい周辺
維新の新旧オピニオン・リーダー(羽田空港到着ロビー)
“日本の近代” は黒船来航(1853)に始まります。このときペリー59歳、近代化に貢献する福沢諭吉19歳、渋沢栄一13歳でした。羽田空港に到着した皆川先生(写真右)、出迎えた宮武先生(写真左)の対談開始、まずは歴史をたどります。
ファーストペンギン ~運動器エコーの夜明け~
黒船来航、エコーの“開国”(横浜開港資料館)
2000年に登場した高周波リニアプローブ搭載の携帯型超音波装置【SonoSite180】は、まさに“黒船”でした。これまでの保存療法が「とりあえず痛み止め」から「エコーで診て、注射で積極的に治療」へと進化。日本の整形外科界がついに“開国”した瞬間でした。整形外科開業医の超音波装置保有率は、2015年47%、2020年61%と増加し、今年2025年には75%に達することが予測されています(日本臨床整形外科学会報告2024)。
“痛み止め” のトリック
ランチタイム(鳥喰~Trick~)
ちょっと風変わりな店名、味は期待できないと思いきや、至極の一杯にドパミンが噴出。左から2番目の片山先生が塩ラーメンを追加注文。“痛み”も同じ。同じ程度の組織損傷でも、患者さんにとっては想定以下の痛みであれば「ぜんぜん痛くない。」、想定以上の痛みであれば「すごく痛い」となる(パリ五輪ブレイクダンスチーム中井先生撮影)。
ハイドロリリース ~水で “痛み” が消える!?~
みなとみらい(横浜大桟橋)
大きな学会が開催される未来都市横浜。桜木町駅から横浜大桟橋に視点を変えれば、「みなとみらい」の風景は“The Yokohama”の絶景へ。Baysideに聳えるランドマークタワーとインターコンチは、整形外科医とPTの連携が生み出す未来を予感させる。
運動器POCUSの未来~PT連携~
Immersive Journey(アソビル)
羽田空港を出発した対談の締めくくりは、VRゴーグルを装着しての“仮想ピラミッド体験ツアー”。視覚・聴覚が脳を欺くように、“痛み”もまた脳の産物。POCUSが脳科学と融合し、さらなる進化を遂げる時代がやってくる、想像以上に面白くなりそうだ。
あとがき
今回の対談は、羽田空港―横浜開港資料館―ラーメン店「鳥喰」―横浜大桟橋―アソビルの約3時間にわたる横浜ツアーの間に行われました。運転、撮影、録音と文字起こしに協力してくれた横浜市大整形の片山裕貴先生、中井将人先生に心から感謝します(皆川洋至)。
そもそも先生がエコーを始めたきっかけは?